2009/05/2,3,4,5,6  ゴールデンサッカーウィーク

           翼戦にて(右サイドアタック!!)

ゴールデンウィークは連日練習試合と練習会が予定され、まさに「ゴールデンサッカーウィーク」であった。前半は練習試合が組まれ、現状のチーム力を把握するとともに修正すべき課題が見つかった。後半の練習会では更なるレベルアップに向けて課題克服に取り組んだ。

5/2(土)は午前は桃山グランドで翼さんと2試合行った。常磐野はパスをつなぐサッカーができており全員サッカーの意識は感じられた。しかし前半中盤にわずかなプレーの緩み(キーパーのボール処理による)でCKを与え、これをうまくヘディングで合わせられ失点した。ハーフタイムでは「内容は良いがマークが甘い。だれをマークするかをもう一度キックオフのフォーメーション配置の際に確認すること。キーパー、集中すること。最終ラインはもっと声を出すこと。」とアドバイスされた。 後半は常磐野のプレッシャーが強まり一進一退の展開であった。攻守切替時のパスを相手に与えてしまい、カウンターによる失点を許し、常磐野は相手のゴールをゆらすことができなかった。2戦目はさらに集中しお互いが一歩も譲らない好ゲームだった。

常磐野少年サッカー団

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翼イレブンサッカークラブ
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午後は上高野小学校に移動し、上高野スポーツ少年団サッカー部と練習試合を3試合行った。ここでは攻守をいくつかの布陣パターンで戦った。1,3試合目はボランチの運動量と判断がうまく機能したことや最終ライン(りょうへい)の突破からチームとしての攻撃に流れができていた。2試合目は中盤とトップその距離が開きすぎ上高野さんのフィジカル、個人技が高い選手にボールを奪われる場面が目立った。またキーパーと1対1のチャンスが2回あったがどちらも阻まれた。上高野さんのキーパーは判断が早く、前に出ての早めのプレッシャー、声のかけ方が良かった。キーパーが「11人目のフィールドプレーヤー」として機能していた。

常磐野少年サッカー団

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上高野スポーツ少年団サッカー部
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4
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3
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5/3(日)は花園小学校で練習試合を行った。花園さんと花山さんと2試合ずつ行った。花園さんとの試合では立ち上がりはパスがつながりシュートまで持ち込み先制できたが徐々にパスがつながらなくなりなった。後半にCKからヘディングで合わせられ失点した。連日、CKからの失点が続いた。

花園さんと花山さんはボールへの寄せが早く、そして強く、常磐野の選手は一歩目の遅れが目立ちすべて中盤で崩されていた。特に花山さんはボールに対する気持ちがプレーに出ており、常磐野は気持ちの面で圧倒されていた。運動量も差が歴然としていた。試合後、亀川コーチは選手の汗の量、ユニフォームのきれいさに対し「必死さがない。内容でも負け、気持ちでも負けている。」と奮起を促した。

第2試合はハーフ一本のみで行われた。選手たちは奮起し前の試合よりもよいプレーをした。

常磐野少年サッカー団

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1
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花園サッカースポーツ少年団
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花山サッカー少年団
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1
花園サッカースポーツ少年団
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花山サッカー少年団

以上の練習試合では現状のチーム力が客観的に把握できたと思われた。4月からの新チーム移行時からチーム力の向上が実感でき実りは多かった。同時に、今後に向けた課題も浮き彫りになった。課題は指導者のコメントから直接的に把握できたし、ゲーム中のプレーからも観察できた。

連日の練習試合では常磐野の選手は大変がんばっていた。よかった点と気になる点をいくつか挙げる。

よかった点は、

  1. 前へ、前へ、つなぐ意識が感じれた。
  2. 監督、コーチに言われたことを次の試合に活かせれていた。
  3. 失点してもあきらめてなかった。
  4. 一部の選手は闘志ある(体を張った)プレーが見られた。

が挙げられる。

気になる点としては、

  1. 周りのフォロー、サポートが少ない。
  2. ボールを出した後にもう一度絡もうとしない。傍観者になっている。ゲーム中、腰に手をあてている選手が見受けられた。
  3. 最後までボールを追いかけない。ミスした後、ボールを奪われた後、自分のミスを挽回しようとしない。
  4. 試合中のサブの選手の態度が集中力に欠けていた。
  5. 声が少ない。(指導者からゲーム中再三指摘されていた)
  6. フィールドプレーヤーの掛け合う声が、けなす言葉になっていた。(途中から修正できていたが、)
  7. 特に6年、シュートが決まっても妙にクール。。(笑)。(5年生のように喜びをおもてに出せ!)

が挙げられる。

どの点も「チームのために全員で攻めて、全員で守って、全員で励ましあう」サッカーへの気持ちが足りないことの表れである。特に上の1から4のようなプレーはサッカーを見下した態度であることを自覚してほしい。

選手のみんなは「サッカーが大好きで常磐野でがんばりたい」という強い気持ちの持ち主のはず。ならば練習や試合のプレーで示してほしい。運動量とコミュニケーションが多いほど、良いプレーができる。

サッカーに対する真摯な気持ちを常に忘れず、試合前に全員サッカーを再確認しあうことでもっともっと上のレベルを目指せる。

さぁ、全日本少年サッカー大会京都府大会だ。君たちの練習量はどこのチームにも負けていない。自信をもって望もう!!   (いしかわ)

5/2のU12 翼戦 (まかせろ!) 

5/2のU12 翼戦 (DF)

5/2のU12 上高野戦 (OF)

5/2のU12 上高野戦 (FK、シュート!)

5/3のU12 花山戦

5/3のU12 花山戦 (1対1)

5/3のU12 花園戦 (CK)

5/6のU11 翼戦 (DF)

5/6のU11 翼戦 (OF)

5/6のU11 翼戦 (OF)

5/6のU10 翼戦 (OF)

5/6のU10 翼戦 (OF)

5/6のU10 翼戦 (シュート)

(注)写真は5/2,3,6の試合風景を載せております。本文とは一部関連のない写真があります。