2009/07/18  保津川サマーリーグ1日目

7/18から20は3連休。この3日間は保津川イレブンフットボールクラブにお誘いいただき保津川サマーリーグに参加した。本リーグは京都府内のチームを中心に大阪府からも総勢20チームが参加し、初日は1リーグ4チームの5リーグに分かれてリーグ戦を行い、2日目、3日目はリーグの同順位同士で順位決定の総当りを行うものである。TFACは今年初めての参加となるが、翌週の夏合宿、8月のセレマカップに向けての非常に大切な大会である。

TFACはEリーグに属し、長岡京SSさん、みやこFCさん、綾部フリーゲンFCさんと同組であった。
(1)初戦は長岡京SSさんと対戦した。
6年生を前線に配置した布陣で臨んだ。前半、パスでつなぐ意識が高くサイドからうまく切り崩せる形ができていた。シュート数、CK数は相手を上まったが長岡京SSさんのキーパーのナイスセーブによりネットを揺らすことができなかった。攻撃はうまく機能していたが、守備が甘かった。前半に唯一与えたCKのセットプレーにうまく合わせられ失点した。ハーフタイムでは本郷総監督から
●とられたらすぐDFに切り替えること。
●DF時の位置関係を常にゴール:自分:相手を意識すること。
●セットプレーはマークを確認するだけではダメで、最後まで体を付けること。
●試合内容は悪くない。集中しよう

とアドバイスされた。後半も常磐野がボールを支配できていた。CKの際も監督に指摘された修正ができており、お互いが手を挙げてマークの確認と集中ができていた。ゴール前での混戦やセンタリングで決定機を作ることができたがここでも得点できずタイムアップ。フィニッシュの精度とDFの弱さが課題として浮き彫りになった試合であった。ここ最近の試合の中で最も良かった内容のゲームであったと思われる。そのぶん選手も悔しがっていた。亀川コーチは、「みんな出来るんだ!修正すべき点は各自はっきりしたはず!レベルは確実に上がっている」と選手を奮起してくれた。
この試合では新しい布陣の可能性を感じ取れ、収穫であった。

常磐野少年サッカー団

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1
1
長岡京サッカースポーツ少年団
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(2)2試合目は綾部フリーゲンFCさんと対戦した。
布陣は1試合目と同じで臨んだ。前半、ボール回しの意識が1試合目より低下していた。中盤の運動量が1試合目の半分以下になっていた。1試合目の守りの意識を直そうと打ち合わせしたのだが、自分のミスしたボールに追いかけて取り返そうとしない無責任プレーが見られた。逆に綾部さんのボールに対処するのがやっとで、その場その場で蹴り出すプレーになりなっていた。特に安易にCKを与えすぎており5回も与えた。悪い流れをそのまま引きずり、BOX内のからみの失点と、キーパーの判断ミスの失点で0-2で敗戦した。
「闘うこと」「自分が決めてやる」「For the チーム」に対する意識の低さが露呈した試合であった。

常磐野少年サッカー団

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2
綾部フリーゲンFC
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(3)3試合目はみやこFCさんと対戦した。
布陣は従来のポジションに戻した。ゲーム前の声は相手より上まっていた。前へ前への意識が感じられボールを支配できた。この流れは前後半を通して変らなかった。この試合も後半の1個のパスミス(ゴール前で外に出さずに中の込んでるところにパスを入れた)ことからミドルシュートを決められ失点した。失点しても下を向かず前へ前への意識は変らなかったが得点まで持ち込めなくタイムアップ。

常磐野少年サッカー団

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みやこFC
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本試合は松山相談役もベンチで選手をみてくれた。試合後のミーティングで以下のアドバイスをいただいた。
●いい声は試合前だけ、試合中は文句ばかりであった。これは自分に自信がないことの表れである。
●練習のとき「自分が一番下手なんだ」という気持ちで望み、試合のときは「自分が一番上手いんだ!」という気持ちで臨むこと。
●「やったるやんけ!」という気持ちがない。
●コーナーキックをセンターバックのりょうへいに何で全て蹴らすのか?こではDFの要を失うことだぞ。なぜそれを考えて他のものが蹴らないのか!
●サッカーは「ボールのある格闘技」だぞ。
●自分にしかできない個性を磨こう。誰にも負けない自分の特技をサッカーの中で磨いていこう。

結果、全敗(3敗)のリーグ4位になり後日(3日目)の順位決定戦に臨むことになった。今のチームの問題は技術力の問題でない。気持ちで負けないこと、サッカー選手としての「原点」の部分での勝利への執念、泥臭い部分を強化することが必要である。

最後にお誘いいただいた保津川イレブンフットボールクラブのスタッフ、審判をしていただいた保津川イレブンフットボールクラブのジュニアユースに深く感謝する。またTFACのスタッフ、サポータの皆様、お疲れ様でした。(いしかわ)

長岡京SS戦(まかせろ!) 

長岡京SS戦(CK、その後失点)

長岡京SS戦(中盤) 

長岡京SS戦(フリー、前へ!) 

綾部戦(DF陣)

スタッフ

綾部戦 (センターバック)

試合後のミーティング (松山相談役)

アドバイス (松山相談役)