U10の公式戦、オーヤマハウジングdbカップの予選リーグ（右京支部・丹後支部合同）が網野町八丁浜グランドで開催されました。八丁浜グランドは天然芝のコートで、晴天に恵まれ最高の環境で試合をすることができました。

中島監督は 選手に2つのテーマを与えて、この試合に臨みました。

（１）勝とう

（２）元気良くしよう

の２つでした。

初戦は太秦ホワイトさんとの対戦でした。太秦ホワイトさんは実力チームです。常磐野との力の差は歴然で終始攻め込まれました。次第に右サイドからの攻撃でマークが甘くなり得点を許しました。 前半０-４で折り返しましたが、ハーフタイムで中島監督は「失点は気にしないこと。前半の失点はDFが上がりすぎてマークが甘くなったため。味方が味方のスペースをつぶしているよ。みんなボールしか見ていない。周りが声をだしてあげないといけない。」と修正のコメントをしてくれた。

後半は前への意識が前半より強く感じました。しかし、いいかたちを作れるも太秦ホワイトさんの守備がうまく、ゴールネットを揺らすことが出来ず０-５で敗戦しました。この試合では常磐野は声のなさ＝元気のなさがありました。監督は「太秦さんは上手なだけでなく元気さもあった。この試合の負けは元気さで負けた。」と声を出すことの大切さを指摘してくれた。

２試合目はCOREA(B)さんと対戦しました。テーマを「元気な声でやろう」ということに重点をおきました。選手たちはいい形で変化しました。勝ちたい気持ちが伝わるプレーをしいい動きが増えました。相手のゴール前の混戦の機会を何度ももちますがシュートまで運べませんでした。前半COREAさんの１点で折り返しました。中島監督は「DFは中から外に、攻撃は外から中へ」とサイド攻撃をしようと指摘してくれた。後半も前半同様、選手一人ひとりは一生懸命動いていました。個としての頑張りがチームとしてうまくつながりませんでした。後半も常磐野は攻めましたが１点が奪えずにそのままタイムアップ。

初日は２敗で終わりました。

２日目は３試合。

予選リーグ突破にはもう１試合も落とすことが出来ません。

中島監督はあえて選手たちにプレッシャーをかけて試合に臨みました。「この試合に負けると予選での敗退が決定的になる。このプレッシャーの中で力を出し切ろう」

選手たちは大きなプレッシャーの中でも前日よりも勝ちたい気持ちで闘うことができました。結果、２日目は全勝し、3勝2敗で予選リーグ2位で決勝リーグに進出することが出来ました。（筆者は２日目を観戦できずとても残念でした）。堀内コーチは「試合を重ねるたびにチームが成長した」と総括していました。

選手のみんな、おめでとう。

決勝リーグも3勝したときの気持ちでのぞんでください。たくさんの強い相手と対戦し、良い経験を積み重ねてください。それと、八丁浜のようなしっかり整備されたきれいな芝生のグランドでプレーができたこと、朝早くから応援にかけつけてくれたこと、宿泊での同行スタッフ、父兄に感謝の気持ちをもってください。

最後に応援にかけつけてくれた父兄の皆さん、スタッフ、ご苦労様でした。（いしかわ）

2日目