2009/10/10〜12 宮津遠征
10/10から12は3連休。この3日間はスタッフと選手のみで丹後地方に遠征しました。
昼間は毎日地域のチームと試合を行います。その後宿舎で共同生活を行います。夜には昼の試合の内容をビデオで解析するミーティングを行います。2日間は練習試合ですが、3日目はこれまでの成果を試す場として宮津市招待ジュニアサッカー大会に参加します。3日間の共同生活を通して、チームメート同士、スタッフと選手の結びつきを更に強固にしトータルなチームワークを作り上げる目的で行いました。
10/10 バスで西舞鶴公園にて舞鶴少年サッカークラブと練習試合を行いました。舞鶴さんはボールの寄せの速さと中心選手の10番を起点とし11,26番の選手がすばらしい動きを展開する攻撃的なチームでした。初戦では前半の10分間に3点失点しました。セットプレーでのマンディフェンスの甘さがありました。常磐野もパスで切り崩すものの前半は1-3で折り返し、後半は接戦でした。最終的には4-2で敗戦しました。本郷総監督では、「みんなスイッチが入るのが遅い!トーナメントだったらこれで終わるんだぞ!初戦の臨み方を変えないといけない」とアドバイスしてくれた。2試合目は5年主体のチームで臨みました。最終的に2試合目は1-0で勝利しました。5年のみのチームでは同学年ということがありみんな声かけが出来ていてよかったです。顧みれば初戦ではそれがありませんでした。5年のみんな、「試合では学年関係ないんだから遠慮は不要。それと遠慮することは気持ちでは絶対に相手に勝てない。」と思いました。
試合後、宿舎(京都府立青少年海洋センター)に移動。天候にも恵まれ、目の前にある日本海の海は、非常に奇麗でリフレッシュできました。宿舎での生活は自立心を高めるために、ユニホームの洗濯、食事準備、掃除などは子供たちに任せています。班構成ごとに部屋に分かれました。今回の班構成は、DF班、FW班に分かれました。こうへいとしゅうが班長になり班をまとめていました。
スパイク手入れ、風呂の後は、皆で食事の準備をしました。そして楽しい食事の時間です。今日ばかりは嫌いなものは食べないなんて許されません(笑)。合掌後みんなで歓談しながらの食事はおいしかったです。当団のチームは小柄な選手が多いですが食事に関しては頼もしさを感じました。ほとんどのみんなお代わりをしていました。
就寝前に会議室でビデオを使ったミーティングです。先輩のプレイと今の自分たちのプレイを見比べました。今の常磐野に足りない部分をグループで協議しました。これを元に明日の試合に臨みます。
10/11 宮津小学校で宮津さん、野田川さんと練習試合を行いました。宮津Aさん、宮津Bさん、野田川さん、宮津Aさんの4試合を行いました。8人制で15分ハーフで行いました。今日のテーマは「しっかりとボゼッションサッカーをしよう」というもの。ボゼッションにはハードワークが不可欠であるが、ハードワークしない選手がいました。そんな選手には檄を飛ばします。スコアよりも内容に重きをおいて試合を行いました。結果は宮津Aさんとは2-2、宮津Bさんとは3-0(○)、野田川さんとは5-0(○)、宮津Aさんとは0-1(×)でした。
4試合の中で最も内容が悪かった試合と、最も内容が良かった試合をビデオミーティングで考察しました。明日は宮津カップです。対戦相手は当日にならなければわからないため、優勝を目指して闘うことを確認して就寝しました。
10/12 宮津市民グランドで宮津招待サッカー大会に参加しました。この遠征でやったことを思い出し、実行する絶好の機会です。まず予選リーグを5チームで戦い上位2チームが決勝トーナメントに進めます。予選リーグではチームの総当たり戦ではなく2試合を行い勝ち点を競う方式です。全勝が決勝トーナメントに進む条件になりそうです。
抽選会後、対戦相手が決まりました。なんと初日の遠征で練習試合を行った、舞鶴少年サッカークラブさんと弥栄サッカー少年団に決まりました。選手はアップから集中していました。初戦は舞鶴少年サッカークラブさん。キックオフ後、常磐野は右サイドのこうへいからの突破がうまく機能しました。セットプレーの機会を得ますが得点に至りません。前半舞鶴さんのセットプレーで失点、続けてキーパーのパンチングのミスで2失点。後半、常磐野は攻め続けましたがそのまま0-2で敗戦しました。2戦目の弥栄戦は選手の自主性を尊重し選手たちが決めたフォーメーションで闘いました。2-0で勝利しました。予選リーグは1勝1敗の勝ち点3で3位となり、決勝トーナメントに進めませんでした。フレンドリーマッチに回りましたが、もう一度自分たちのサッカーをして京都に帰ろうと再度気を引き締めてくれました。フレンドリーマッチでは、大宮さんと3位同士の対戦でした。ポゼッションによりうまく相手を崩すことができていました。4-0で最終戦を終えました。
今回の遠征を通して、子供たちの自主性が向上しました。時間管理や自ら進んでの行動がよくなりました。グラウンド以外でも24時間寝食を共にすることで、いいコミュニケーションを選手・スタッフで取れ、チームとしての結束も高まりました。
課題も見つかりました。他人への思いやりの気遣い、あいさつや返事はまだまだ物足りませんでした。それと「責任感」。これについては、監督やコーチから何度も言われていました。「責任感」についてみんな理解しているかな?「サッカーでも何でも団体競技では自分の役割をやりきらないと チームに迷惑が掛かるよね。ミスをしない様に控えめなプレーをすることは,責任を全うしてることにはなならいよね。トライを出来る時にそれをしない事は,その人のやるべきことを放棄してること。やるべきことをやらないことを責任感がないということです。」難しいけど、やりきりましょう。
遠征では、みんなよく頑張りました☆お疲れ様!!この2泊3日でやったこと絶対忘れないでください。トレーニングから生活する中で言われたこと、全部を。
最後に同行いただいた本郷総監督、亀川コーチ、吉本審判部長、梅田コーチ、ありがとうございました。応援に駆けつけた、サポータの皆様、お疲れ様でした。(いしかわ)
宿泊先(京都府立青少年海洋センター)
宿泊棟
スパイク手入れ
掃除も自分で
食事の合掌
みんなもりもり
グルメレポート(夕食、おいしかったー)
たくさん食べろ!
お弁当タイム
お弁当タイム(2)
試合
いくぞ!
舞鶴戦
FK
ミーティング
おまけ ほっこりしてる本郷総監督
おまけ ほっこりしてる亀川コーチ
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