試合結果(U11の部)


日刊スポーツ杯関西小学生サッカー大会予選(ブロック戦) 
2009.11.15(日)   :   @みどりが丘第2グランド

常磐野サッカー

少年団

5 4 前半 0 0

室町サッカー

スポーツ少年団

1 後半 0









たくみ、たつき

こうすけ(3)

   
かいと     こうすけ     たつき
  たくみ   りひと

  かいへい  

はるき     りょうすけ     じんいちろう
      ひろと      
      ゆうだい      
交代
OUT   IN
たつき → ひでや
かいへい → ようすけ
はるき → しゅんや
じんいちろう → こうき
こうすけ   まさや
     
     
     
     
     
     
  前 後   DATA   後 前  

 

5 5   シュート   0 0
0 0   GK   4 5
2 1   CK   0 0
1 0   直接FK   0 0
      間接FK      
3     オフサイド      
1     PK      
天候 気温 ピッチ状態 試合時間
晴れ

 14℃

良
40分(20分ハーフ)

常磐野サッカー

少年団

0 0 前半 1 5

京都紫光

サッカークラブ

0 後半 4









     
ゆうだい     こうすけ     かいと
  かいへい   りひと

  ひろと  

はるき     たくみ     じんいちろう
      りょうすけ      
      ひろと      
交代
OUT   IN
かいへい → たつき
  →  
  →  
  →  
     
     
     
     
     
     
     
  前 後   DATA   後 前  

 

0 0   シュート   6 5
5 5   GK   0 0
0 0   CK   4 4
1 0   直接FK   0 0
      間接FK      
      オフサイド   1  
      PK      
天候 気温 ピッチ状態 試合時間
晴れ

 14℃

良
40分(20分ハーフ)
総評
     

U11は2度の公式戦があります。春のJA杯と秋の関西大会。秋の公式戦、関西大会 京都市予選ブロックが11/15にみどりが丘で開催されました。現U11世代は、6年生の人員の都合上、普段はU12に合流して試合に出場しているので経験値は豊富である。今回の大会は同世代の中での実力を客観的に評価できる良い機会である。

ブロックトーナメント1回戦は室町さん。試合前に亀川コーチは「楽しくするということ」、中島監督は「ハードワーク」を選手のみんなと約束事を決めた。キックオフ、立ち上がりから常磐野ペースでゲームが運ばれた。前半1分でたくみが先制点を決めた。先制点が取れたことで落ち着いてボールを運べた。特にグランドを広く使えてプレーできた。相手の攻撃についても早い段階で守備を行い、シュートまでパスをつないで運ぶことが出来た。前半は4点を先取することができたが、試合の内容に指導者は危機感を持っていた。

亀川コーチは「何で汗をかいてないんや!コントロールミス多すぎ、シュートはずしすぎ、パスミス多すぎ。特に底とキーパーがそれに対して声を出さないのか!」と強い檄を飛ばした。確かにプレッシャーの少ない状況下でミスの多さが気になった。2回戦を見据えた場合、そんなことでは本大会進出はままならないと感じた。選手はもう一度自分たちのサッカーをすべく後半に臨んだ。

後半、室町さんのプレスが高まり前半のような展開にならなかった。攻撃ではゴール遠方からのシュートが目立ち、運動量も低下していた。後半は前半よりも内容が悪かった。結果5-0で勝利したものの課題が多く見つかった。

ブロックトーナメント2回戦は紫光さん。去年の洛北カップ(U10)では0-6で敗戦を喫しただけにリベンジの気持ちで臨んだ。キックオフ。立ち上がりから紫光さんの猛攻を受ける展開になった。再三のシュート、CKのピンチを迎えるが守備は集中できていた。前半の中盤の相手の技ありのシュートが決まった1失点を除き、抑えることが出来ていた。しかし攻撃については切替が遅いため次につながらなくシュートを1回も打つことなく0-1で前半を終えた。
ハーフタイム、亀川コーチは中盤の運動量が少ないこと、マークの甘さ、試合中にボールを怖がる態度(背中を向ける態度)に対して修正を指摘した。中島監督は「もっとできる。必死さが足りない。もう一回0-0の気持ちでいこう。」と気持ちの強さを要求した。
後半は常磐野キックオフ。常磐野はキックオフからボールを下げて、下げてしまうという消極的なプレーからはじまった。後半になっても紫光さんの猛攻を受けた。フィールドの消極的なプレイに対して、奮起をしてくれてたのがキーパーひろと。決定的なシュートを何度もナイスセービングしてくれた。徐々に紫光さんの攻撃の精度が高くなり、ヘディングシュート、CKからのセットプレーなどで立て続けに4点失点した。こうなるとみんな自分のことで精一杯になりチームとして連動しなくなった。結果、相手キーパーがボールを触ることのなく試合を終えた。

悪いところばかりではなかった。前線のこうすけは声を出してみんなを奮起してたり、じんは体を張った守備が出来ていたと思う。他のみんなもがんばっていた。前半の集中力が後半も持続できていればチャンスが生まれていたと思うと残念な結果だった。

試合後、中島監督は「冷静に見てこれが今の実力だ。1年たっても差が縮まっていないということだ。君たち6年試合で経験豊かなのに成長していないということ。このことを一人一人考えてください!相手は同じ5年生だぞ。」と。

同じ5年だけで試合、練習をする機会はなかったというハンデはあったが、それ以前の気持ちの面で闘う姿勢が足りなかった。筆者は今の5年はここで終わるような力でないと思っている。

次は敗者復活戦だ。本戦出場にはまだチャンスがある。出直しだ。(いしかわ)