日刊スポーツ杯関西小学生サッカー大会予選(敗者復活戦)
2009.11.23(祝) : @伏見桃山城公園グランド Bコート
2009.11.23(祝) : @伏見桃山城公園グランド Bコート
常磐野サッカー 少年団 |
0 | 0 | 前半 | 0 | 1 | COREA F.C |
0 | 後半 | 1 | ||||
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交代 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||
OUT | IN | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||
→ | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
→ | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
→ | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
→ | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
前 | 後 | DATA | 後 | 前 | ||||
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0 | 2 | シュート | 2 | 4 | |||
2 | 5 | GK | 1 | 0 | ||||
0 | 0 | CK | 4 | 1 | ||||
1 | 3 | 直接FK | 0 | 1 | ||||
間接FK | ||||||||
オフサイド | 1 | |||||||
PK |
天候 | 気温 | ピッチ状態 | 試合時間 |
晴れ |
15℃ |
良 |
40分(20分ハーフ) |
総評
U11の第2の公式戦、関西大会の予選の続報です。前回のブロック予選で1勝1敗になったため、敗者復活戦にまわりました。11/23の敗者復活戦で勝てば本戦に上がれます。
対戦相手はコリアさん。コリアさんはパワフルで球際が強いチームです。この球際を制した方が勝利をつかむことができるため、「球際を制すること」を重要なポイントとして指導者は意識していた。
試合前、中島監督は「どっちが一生懸命がんばるかでこの試合は決まる。シュートの意識をもとう。」、亀川コーチは「どろどろになってこい」と送り出してくれた。
キックオフ、コリアさんのサイド攻撃を再三受ける展開になったが、常磐野は集中して守備が出来ていた。常磐野も守備の後、攻撃に切り替えるが、ベンチから「あがれー、あがれー」と声が出るくらいラインの上げが遅かった。結果としてシュートまでつなぐことが出来なかった。またコリアさんは一人で仕掛けれる選手が多く、多くのシュートが打たれた。そんなピンチを5回迎えたが、すべてのピンチを防いでくれたのがキーパーひろと。次第にコリアさんが焦りを感じプレーも雑になってきた。前半、ディフェンス陣は完璧なパフォーマンスを見せてくれ拮抗した展開でした。
ハーフタイム、中島監督は「(オフサイドは決して良くないが)オフサイドがとられていないということはどういうことだ。 相手の裏を狙っていない証拠だ。もっと裏をついていこう」と前線のギャップへの動きを要求した。
後半、常磐野は前半より前へ攻め込む機会が増えた。しかしバイタルエリアまで運べない。逆にコリアさんには深く攻め込まれCKを5度も与えた。ここでもセットプレーによるゴールを許さなかった。一進一退の展開がつづいたが、後半17分、コリアさんのキーパーの大きなキックがバック陣の頭上を越え、カウンター攻撃により失点した。失点後、常磐野は猛攻に転じた。じんのドリブル突破でシュートを放ったがキーパーの好セーブに阻まれ得点にならなかった。そのままタイムアップ。
今回、集中したプレーがみれて「がんばってるな!」と感じた。最終的に浮き球の処理の差、ヘディング力の差が結果として表れてしまった。しかし点を取られての猛攻はすばらしかった。これが最初から出来ていたら良い結果になったと思う。
試合後のミーティグで指導者から以下のようなコメントがあった。
中島監督:「昨日、ヘディングのクリアの練習したよね。あれは今日の試合を想定した練習で意味があった。練習の意味を理解してもっと真剣に取り組んでほしい。DFはるき、たくみ、じん、キーパーひろと、すごくがんばれた。中盤3人は判断が遅い。自分で行くときは行けばいい。FWは自分から仕掛けることが少なかった」
亀川コーチ:「DFのがんばり、よくできたけど、これが当たり前だぞ!中盤とFW、シュート何本打ったんや?1本やろ。これで勝てると思うか!何とかして点を取りに行かないと勝てないんや。なんで打てなかったのか、考えよう!でも今は5年だ。この失敗を次に生かしてほしい。落ち込みことはない」
進藤代表:「キーパー、良かった。バック陣、良かった。でも全体がほめられるようにならないとダメです。今日のようにバッグ陣だけがほめられるということは良くないことです。みんな普段は6年試合に出ているのだからもっと体張らないと通用しないよ。ヘディングができないことが一番良くない。これはトライしないこと、競り合うことをしないことの表れだから。サッカーは足先だけでやっててはうまくならない。もっと体を使おう」と。
今回予選敗退の結果になった。このくやしさをバネにしていこう。 まだまだ。 君らの力はこんなもんじゃないんだから。(いしかわ)