西北ロータリーカップに参加しました。今年の大会は第20回の記念大会。例年は8チームの参加で1日で実施されていますが、今年は12チームが参加し初日は4ブロックに分かれて予選を戦い、2日目は各ブロックの同順位で対戦する2日間方式でした。

（個人的には、お昼の「うどん」を楽しみにしていたのに。。。残念）

さてこの時期、6年生は残すところ2,3ヶ月。サンガカップまではあと1.5か月。チームの状態を確認し、同時にこの大会で更に高めることが出来ればと思い指導者は臨んた。

初日は月読橋グランドで予選リーグを行いました。みやこさん、亀岡U12さんの3チームでリーグ順位を決定します。

1試合目はみやこさん。夏のサマーリーグではみやこさんに軍配があがりました。それゆえ常磐野はいつもより気合が入っていた。前半、シュートで終わるメッセージが感じ取れた。特に個の動きがハードワークできていたためチームとして連携が機能していました。こうすけとたくみが得点した後も、更に得点しようとする貪欲さが感じ取れました。ハーフタイム、本郷総監督から「悪くないぞ！前と中盤との距離が空きすぎている。注意しよう。早めのアプローチをかけ、相手の攻撃を止めよう」とアドバイスしてくれた。後半になると少し運動量が落ちたが、集中したプレーが出来ていました。後半は拮抗した展開で、結局2-0で勝利。ロータリーカップ初戦で勝利を納めることが出来ました。
2試合目は亀岡U12さん。個人技が高いチームです。第1試合のイメージでそのまま第2試合を闘うことができました。ボール支配率は落ちましたが、こうへいとりょうへいのセンターバックがうまく機能しており、ピンチを何度も防いでくれました。今日はみんな気持ちが途切れず、互角の試合となり0-0で引き分けました。
予選は1勝1分、勝ち点4でした。亀岡U12さんも同じでした。得失点差も同じだったので総得点差で亀岡U12さんが1位でした。明日は2位トーナメントになりました。

2日目、亀岡総合公園の天然芝グランドで同順位（2位）の4チームでトーナメントを行いました。初戦はズイーガさん。昨日、負けなかったという結果が選手の自信に変わっていました。キックオフ、前へ前へつなごうと連携していました。ハーフタイム、総監督は「ミスは仕方ない。取られたら自分で取り返そう」と粘りのプレーを要求しました。ズイーガさんも集中していました。油断したチームが負けとなる緊張感のある試合でした。結果0-0で引き分け。PK戦です。公式戦、カップ戦を通してPK戦は初めてでした。常磐野は、りょうへい、しゅう、こうへい、たくま、ゆうやの順番です。りょうへいとしゅうが決めた時点で、キーパーひろとが2度のセービングでシュートを許しませんでした。結局、こうへい、たくまが着実に決め4-1で決着。選手たちは喜びを爆発させていました。

最終戦は、花園さんです。常磐野はチャレンジャーの気持ちで臨んだ。中盤の上げが速かったため、攻撃にバランスが生まれていました。花園さんから左サイドから攻めこまれ幾度もCKを与えたがDFりょうへいが要所を締めてくれた。この試合も0-0となり再びPK戦となった。先のPK戦で自信をもった常磐野は、この試合でも落ち着いてPK戦を行えた。花園さんも同じく落ち着いており、9人までお互いノーミスでした。10人目、花園さんキッカーが枠をはずし、常磐野はたつき。緊張してそうだったが、うまく決めて、この試合も勝利。総合順位が5位になりました。こうへいがグッドマナー賞、りょうへいが優秀選手賞を得ました。

今大会を通して、選手は大きく成長し何かをつかんだようだ。筆者は集中が途切れなかったことが成長したなと感じました。もう少しがんばればもっと上にいけたと欲がでるくらいでした。

サンガカップまでもう少しだ。チームとしてよい方向に向かっていると感じることが出来た大会でした。

開催いただいた西北ロータリークラブの皆様、運営いただいた宇多野少年サッカークラブの皆様、ありがとうございました。また指導いただいたスタッフのみなさん、応援いただいたサポータのみなさん、ご苦労様でした。(いしかわ）